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マスカレード・ホテル [書籍]


マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)




登場人物のキャラクターの紹介に使われただけだろうの宿泊客がおり、従って登場人物も増えて、悪戯に長くなっている感が否めない。
そうなると犯人などは後で出てくるのでないかと思ってしまう。
で、「そうなのか!?」と思ってしまうのだが、そこまでが長いので、驚き感が薄れている。
辻褄は見事にあっているので、時間を置かずに一気に読めば、良かったんだろう。

やはり、あの二人出さないと、犯人は判りやすくなってしまうか。

ロイヤルパーク・ホテルをモデルにしているというが、ちょっとイメージが異なる。
エントランスなど特に。犯人が待ち伏せする場所が無い。

お勧め度:☆☆☆ 長尺度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆

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四畳半王国見聞録 [書籍]


四畳半王国見聞録 (新潮文庫)

四畳半王国見聞録 (新潮文庫)




初体験では、かなりとっつき難いかも。
四畳半神話大系」のアニメを観て、気に入ったなら「四畳半神話大系」の小説、「夜は短し歩けよ乙女」の小説と進めてからが良い。

樋口師匠や小津など、「四畳半神話大系」の面々も登場。
ただし活躍するのは、詭弁論部とか大日本凡人会であり、彼らではない。

阿呆神とか水玉ブリーフの男とかくだらないことを良く思いつくものだ。京都大学の伝説なのだろうか。

お勧め度:☆☆★ 阿呆神度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆

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階段途中のビッグ・ノイズ [書籍]


階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)

階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)




大野亜季
漫画版第3巻の表紙の大野亜季。まあ、イメージ通り。

電車の中で、涙しそうになってしまったよ。
判りやすい展開だが、そこが安心できる。
只者ではないと睨んだカトセンの活躍や悪役の淑美ちゃんへの気の使いようもいい。
同級生の捻くれ者とブラスバンド部の顧問は、悪役のままだったが、それはそれで良し。

極めて絵になる要素満載で、これを映画にすれば、ジョン・ヒューズに太刀打ち可能。
亜季ちゃんは、小林涼子で。(水泳部という感じがしないけど。)

お勧め度:☆☆☆☆ ロックン・ロール度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

演奏された曲


デビュー [書籍]


デビュー (実業之日本社文庫)

デビュー (実業之日本社文庫)




アメリカ大学を飛び級で卒業し、修士課程も済ませている、ドクターを目指す19歳のアイドルが主人公。アイドルとしての年齢は16歳。

短編集なのだが、女を毒牙にかけようとする悪辣な奴が、アイドルの取り巻きに征伐されるというワン・パターン。まあ、軽く読めるので、それでもいいか。バブル期を堪能できるし。

六本木の渋いバーというのが溜まり場となっているが、新井(荒井?)バーとか、どうなったか。

最後のエピソードは、セルフ盗作されたと思われる。「武打星」に。

お勧め度:☆☆★ バブル度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆

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タグ:今野敏

任侠学園 [書籍]


任侠学園 (中公文庫)

任侠学園 (中公文庫)




とせい」に続く、暴力団ではないヤクザの、フロント企業でない民間の経営。
潰れかけた出版社に続き、今回は荒廃した高校の理事長(組長)と理事(代貸)。

代貸は、なんだかんだの活躍と躾、そして何と労いの言葉で、中途半端な不良3人を更生し慕われ、ダンサー娘に慕われ、囲碁少年に慕われる。

ダンサー娘からは、ダンス大会に呼ばれ、娘のファンの囲碁少年からは、優勝したら大会に連れて行くように約束させられる。

結局学園を去ることになった組。「堅気の、ましてや子供とヤクザが会ったりしてはいけねえ」と、優勝した囲碁少年に連絡を取ろうとしない代貸だが、組長の親父から「約束は守らなくちゃあいけねえよ」と、連絡を促される。
内心嬉々として囲碁少年に電話する代貸だった。

途中、組通しの抗争が起こるかという流れがあったが、例によって相手の組長が、親父の兄弟分(の子分)だったので、何も問題なし。
いつものパターンだが、これはこれで楽しい。

悪役の娘のケアも忘れない代貸は、いい奴だ。

相変わらず、代貸に女っ気無し。
前作の女性編集長にも興味を示さない奴ではあるが。

次回、「任侠病棟」。代貸と女医あるいは看護士とのロマンスはあるか。
なければゲ○認定。

お勧め度:☆☆☆ 任侠度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆★

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とせい [書籍]


とせい (中公文庫)

とせい (中公文庫)




ヤクザの組長が出版社の社長となり、代貸は役員を命じられる。
荻原浩の小鳩組みたいな感じかと思ったら、割とハードボイルドだった。

仁義に厚い代貸は、若い衆からも社員からも、色々何かと目頭を熱くする。

お勧め度:☆☆☆ 任侠度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆

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クラスルーム [書籍]


クラスルーム (講談社文庫)

クラスルーム (講談社文庫)




最初の出版が理論社のYAということで、いわば青少年向け。
叙述トリックばかり書く作家だそうで、叙述初心者に相応しいとかで売っているようだが、10年前と現在の話が交互に書かれるだけで、何のトリックもない。とってつけたような幹事と真犯人。
30ページくらいで収まる内容が延々と続くだけで爽快感が無い。

松尾の拳銃保持の回収だけは、ちょっと驚いたが、非番で拳銃は持ち歩かないと思うのだが。

お勧め度:☆☆ 叙述トリック度:☆ 俺度:☆☆

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タグ:ミステリー

武士猿 [書籍]


武士猿 (集英社文庫)

武士猿 (集英社文庫)




今野先輩のこのアクション小説は、沖縄の唐手の師匠の話。
思春期から爺までの長い期間。
実在の人物、沖縄の本部朝基をモデルにする。

例によって、快調に読めてかつ面白いのだが、実在の人物だからか、強敵(とも)などは出てこないので、ドラマティックな血湧き肉躍る展開は無い。

何か唐突に終わった感もある。

とは言え安定の満足感だ。

お勧め度:☆☆☆★ 強敵度:☆ 俺度:☆☆☆☆

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三匹のおっさん [書籍]


三匹のおっさん (文春文庫)

三匹のおっさん (文春文庫)




還暦過ぎの爺が、町の治安や正義のために奮戦する。
痛快な話だ。

男だと思っていた有川浩だが、この男の作家が書きそうなタイトルは、微妙に繊細で情愛があるので、やはり女性の作家なのだなと。例えば、同じ三匹を使っても、今野敏先輩だとアクションが中心で、近年の大沢在昌だと異常に説教臭くなっているだろう。

60歳程度では、爺でなくおっさんな訳だが、俺の昔の同僚は、孫が出来て爺になってしまった。

お勧め度:☆☆☆☆ 爺度:☆ 俺度:☆☆☆☆

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嘘、そして沈黙 [書籍]




画像は無いけど、絶版では無いようだ。

10年以上ぶりに再読。
まるで「灼熱の魂」のような衝撃の結末だったのだが、まったく覚えていなかった。
陰惨な話なのに最後に訪れる謎のハッピーエンドも。

貫井徳郎の「慟哭」は、未だに忘れられないほど驚いた。

話を戻すと、主人公は変な初老のオヤジで、どうにも共感できないので、話にのめり込めない。よって印象に残らなかったのか。

お勧め度:☆☆★ 衝撃度:☆☆☆ 俺度:☆☆★

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タグ:ミステリー

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